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ヤンマーアグリイノベーション株式会社 代表取締役社長

File.2_橋本康治さん(前篇) 米が持つ新たな可能性

「ライスジュレ」という食材をご存知だろうか。新しい米の加工技術により、米を製粉せずにゲル状にした添加物フリーの米ゲルである。きたる6月19日には日経スペシャル「ガイアの夜明け」(テレビ東京)でも取り上げられる、注目の食品素材である。 「Rakuten STAY HOSTEL Art cafe & bar Osaka Shinsaibashi」では、そのライスジュレを用いたフード「ベジフルライスジュレ」を提供。ここでは、ライスジュレを販売するヤンマーアグリイノベーション株式会社・橋本康治社長と、ベジフルライスジュレを考案した弊社代表のやまなか順子・が対談。米が持つ新たな可能性について語り合った。

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やまなか「今日はヤンマーアグリイノベーション株式会社が掲げる未来について、お聞きいたします」

橋本「国内には高齢化やお米の消費の停滞などの問題があります。そのなかで、新しい技術を用いた新食材で市場を開拓し、また農家さんに夢を持ってもらうというのがテーマです。『ガイアの夜明け』の取材では、なぜ農家さんがこのお米を作るのか、なぜヤンマーさんのライスジュレを使ってお菓子やパンを作るのか、『なぜですか』という質問を多く受けました」

ライスジュレはお菓子から麺類、パンなどの食品に展開でき、食感も硬さも自由自在に加工できる。さらに、100%植物性の安全な乳化剤や増粘材料としても注目されている。

やまなか「ライスジュレは何年前から作られているのですか」

橋本「会社としてはちょうど2年前からなのですが、工場ができて、出荷するようになったのは1年ほど前からです。それまでは、食品メーカーさんなどに知っていただくためにサンプルを出していたのですが、初めての素材なので『どう使っていいかわからない』と言われることが多かったです。ここにきてやっと、やまなかさんのような感度のいい方々に会えるようになりまして、商品化が早くなりました」

(つづく)

6月19日、22時より放送される日経スペシャル「ガイアの夜明け」(テレビ東京)で「ライスジュレ」が取り上げられます。ぜひご覧ください。
https://www.tv-tokyo.co.jp/gaia/

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